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by nm73tsrm
| 2008-09-28 22:49
| book
『オルファクトグラム』
井上 夢人
毎日新聞社
(2000/01)
ぼく片桐稔は、ある日、姉の家で何者かに頭を殴られ、一ヶ月間意識不明に陥る。目覚めたぼくは、姉があの日殺されたと知らされ、そして、鼻から「匂い」を失ったかわりに、とてつもない嗅覚を宿すことになった。姉を殺したヤツは同じ手口で次々と人妻を手にかけていき、ぼくは―。斬新な発想で独自の世界を築き続けてきた著者が、満を持して放つ、新たな衝撃作。類書なき、嗅覚サスペンス。
評判が良いものを探して読んでいる心算でも、読んでみると「…」なことが多いので、およそ外れが無いと思われるこのミステリーがすごい!ベスト10から読んでみることにしました。このミス、連城三紀彦氏や西澤保彦氏はところどころ顔を出してますが、森博嗣氏はないんですね。そうかぁ…。
読んでみると、「類書なき、嗅覚サスペンス」の煽りが、全く誇張ではなく実に個性的で素敵な表現を得ている為、展開自体は地味なもののの、物語としては非常に面白いです。『乱鴉の響宴』の方が、読み辛かった位、500頁くらいの本を捲りまくりです。
もっと読みたいと思ったのですが、井上氏名義のものはあまりまだ冊数が無いんですね。次は『the TEAM』を読んでみようと思います。
井上 夢人
毎日新聞社
(2000/01)
ぼく片桐稔は、ある日、姉の家で何者かに頭を殴られ、一ヶ月間意識不明に陥る。目覚めたぼくは、姉があの日殺されたと知らされ、そして、鼻から「匂い」を失ったかわりに、とてつもない嗅覚を宿すことになった。姉を殺したヤツは同じ手口で次々と人妻を手にかけていき、ぼくは―。斬新な発想で独自の世界を築き続けてきた著者が、満を持して放つ、新たな衝撃作。類書なき、嗅覚サスペンス。
評判が良いものを探して読んでいる心算でも、読んでみると「…」なことが多いので、およそ外れが無いと思われるこのミステリーがすごい!ベスト10から読んでみることにしました。このミス、連城三紀彦氏や西澤保彦氏はところどころ顔を出してますが、森博嗣氏はないんですね。そうかぁ…。
読んでみると、「類書なき、嗅覚サスペンス」の煽りが、全く誇張ではなく実に個性的で素敵な表現を得ている為、展開自体は地味なもののの、物語としては非常に面白いです。『乱鴉の響宴』の方が、読み辛かった位、500頁くらいの本を捲りまくりです。
もっと読みたいと思ったのですが、井上氏名義のものはあまりまだ冊数が無いんですね。次は『the TEAM』を読んでみようと思います。
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by nm73tsrm
| 2008-09-28 22:38
| book
『Classical Fantasy Within 第2話』
島田 荘司
講談社BOX
(2008/02)
大戦末期、日本全土を空襲し続けるB29を撃墜すべく極秘に開発された日本陸軍の最新秘密兵器・怪力光線砲。しかしその真の姿には、誰もが予想だにしなかった"ある目的"が隠されていた――!?研究者・「ミツグ伯父さん」の手によって鳴り響く雷とともに装置が発動した瞬間から、めくるめく数々の怪異が「ぼく」を襲う!
怪力光線砲の種明かしを早くみたいものですが、このシリーズが終わるまで待たなければならないようです。
それにしても綺麗なお母さんを人体実験って。
『Classical Fantasy Within 第3話』
島田 荘司
講談社BOX
(2008/3/4)
“ゴッド・オブ・ミステリー”こと島田荘司があの士郎正宗とタッグを組み放つ、全12巻!
ゴッド・オブ・ミステリーって、九十九十九のキャラ名としか感じられない。
ファンタジーといっても、少年の夢は、爆撃と戦時中に限らずプライドの無い官吏によってボロボロになってますけど…。
お母さんは、別人になったとしか思えません。
この終わり方で、4って狡いですよ。
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by nm73tsrm
| 2008-09-28 22:14
| book