島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm

2007年 04月 26日 ( 6 )

*[book]『恋刃 Lancet』五條瑛(双葉社 、2005年、ISBN 4-575-23517-2)e0038376_23135534.jpg

もうてっきりサヨナラだと思っていたあの女性が登場。
そして死んでるんではないか?と感じさせられた鳩は…。

*[book]『愛罪 “Uxoricide”—R/EVOLUTION 5th Mission』五條瑛(双葉社 、2006年、ISBN 4-575-23546-6)e0038376_23141785.jpg

新宿では新種のドラッグを巡り複数の組織が抗争を続けている。大手製薬会社の会長は、複数の愛人に子供を産ませ、すべて引き取っているが本妻は死亡し愛人もすべて消息不明になっている。真実を手繰ると、そこには想像を絶する罪深き愛があった。<革命小説>シリーズ第5弾。

ますます、ドゥルダは人心を掌握してきましたね。『革命シリーズ』におけるサーシャがらみで不可能ってあるのでしょうか。
大物経営者ってどこか狂ってないと、成り立たないという話がありましたが、この長谷川は典型です。女性に阿片を処方する理由が…。


*[book]『純棘—Thorn』五條 瑛  双葉社 (2007/02)ISBN-10: 4575235733 e0038376_23243012.jpg

国内から外国人を排除し、日本人だけの純血を守ろうとする武術家。在日外国人を擁護して出世を狙う人権派の若手議員。正反対の二つの思想は、真の革命を起こそうとする見えない力に操られ、事件に巻き込まれていく。革命シリーズ第6弾。

6作目です。今までの革命シリーズに比べて、サーシャの生活の状況が分かってきます。
1作目の『断鎖』では、花を持ってブランドスーツ着て、なんでもお見通しだぜな科白を吐く男でしかなかったので、こういう生活ぶりをみられて、ほっと…。これで他の女性ファンも10作目までフォロー出来るパワーを充填したのではないでしょうか。

三島もびっくりな右翼は出てくるし、それを支持する刀鍛冶は出てくるし、彫師どころではなくなってきました。
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by nm73tsrm | 2007-04-26 23:28 | book

有頂天チョコレート工場

*[comic]『有頂天ホテル』e0038376_22545129.jpg監督: 三谷幸喜 出演: 役所広司, 松たか子

大晦日、様々なイベントが目白押しでごった返すホテル・アバンティ。そんな時に副支配人の新堂は別れた妻と再会。妻は再婚していたが、その再婚相手はホテルの目の上のタンコブであるコールガールのヨウコと浮気を。そんなことは知らぬ新堂は、つい元妻に見栄を張って大嘘をついてしまう……。という話はごく1部。主な登場人物だけで20名以上もおり、それらの人々が織りなす2時間の物語がリアルタイムで、しかも絶妙に絡み合って展開していく。面白いのは舞台っぽいところ。あえて1シーン1カットにこだわった撮影が舞台っぽさを強調し、ちょっとやりすぎではと思える笑いの要素(特殊メイクなども含めて)も引っ掛かることなくサラリと見せてしまうのだ。三谷ワールドは全開だし、俳優たちの演技合戦も相当に楽しい。観て損なしの作品だ。

舞台っぽいと友人に言われてましたが、これをクリスマスから仕事明けに観るというのはなかなか良かったのではないかな〜と思います。嫌な気持にはまったくならないし。
ホテルという舞台での物足りなさは、あと、料理だけ(カフェオレだけではなく)もっと見せてほしかったかなと思う位。
オダギリジョーがヅラで…。でもかなり細身で、この作品の頃は細かったのかな〜と。


*[comic]『チャーリーとチョコレート工場』監督: ティム・バートン 主演ジョニー・デップ e0038376_2332121.jpg

監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップの4度目の顔合わせは、ロアルド・ダール原作の人気ファンタジーの映画化。
ウォンカ氏が経営する巨大なチョコレート工場に、5人の子どもたちが招待され、驚くべき体験をする。5人のなかで、唯一、貧しい一家の少年チャーリーで、天才子役のフレディー・ハイモアが名演技を披露している。ほぼ原作どおりの展開に、ウォンカ氏の幼少期のトラウマなど新たなエピソードが加わり、彼の人物像に深みが出た。
本作最大の面白さはバートンらしいブラック&シニカルなテイストだろう。子どもたちの性格や運命は原作以上に強烈だし、おかっぱ頭のジョニー・デップの演技も異様なインパクトだ。映像では、工場で働く小さな人々「ウンパ・ルンパ」や、クルミを割るリスたちなど、実写とCG、アニマトロニクスを駆使したマジカルな場面が必見。
工場内のツアーは、テーマパークのアトラクションのごとく進み、各ポイントでのカラフルで奇妙な風景は目に焼き付いて離れない。自分にふさわしい題材を、うまく料理した映像で、バートンのひとつの集大成だと言ってもいいだろう。


子供の頃にこの原作は読んでいましたが、魅力的なタイトルなのにあまり読み返してはいませんでした。
アダルト版のダールの本は奇妙な味でも読み返しやすいのに、何故だろう?と思っていて、この映画を観たら「グロテスク」だからでは?と。
ここまで、過剰にしないと、現在は映画として観られないのかもしれませんが、 ピーター・ジャクソンが監督だったら、どうだったかな〜と想像してみると面白い。
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by nm73tsrm | 2007-04-26 23:10 | life

猫の恋やむとき閨の朧月

*[comic]『ユングフラウ』河惣 益巳  白泉社 ISBN-10: 4592172035 e0038376_22433748.jpg
 
河惣 益巳のマンガは、『ツーリングエクスプレス』が苦手で、読めてなかったのに、『玄椿』で一気に惚れ、他にも…と手を伸ばしている最中です。
この作品は、女性が逞しそうなので、読んでみました。

どうもこの作品までは、明かされていなかった主人公ジェニーの御主人、双子の子供、背景のエピソードが満載。
イギリスの公爵家!の相続問題やナショナルトラストまで出てきてしまって、大風呂敷好きな作品が大好きなので、良かったです。


*[comic]『玄椿 7』河惣 益巳  白泉社 ISBN-10: 4592182677 e0038376_2244486.jpg

京都の芸妓屋形・清白屋の胡蝶は、恵慈からのプロポーズを受け、晴れて花嫁に。そして、過去の二人の出会いが明かされる。時を重ね、徐々に育ちゆく感情…それは!? 豪華絢爛、祇園ドラマティック・ストーリー! 

『玄椿』は連載初回から読んでますが、もう7巻なんですね。
この回に、やっと胡蝶が恵慈と結婚します。

年上好きの恵慈の恋愛遍歴、胡蝶がどんな手段を講じて恵慈を籠絡したか…それにしても娘に、狙ってる男を落とす為に協力して♪と言われるパパの立場って…^^;
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by nm73tsrm | 2007-04-26 22:52 | comic
*[comic]『ころばぬ魔法の杖』 名香 智子 双葉社 ISBN-10: 4575332887 e0038376_22381538.jpg

コンプレックスのある美人が、お金持ちに弄ばれ、最終的には見返すというお伽なお話がづくり、名香先生なのですが、BLではよくありそうなパターンも、あくまで女性が主人公であることが多いのが嬉しいのです。
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by nm73tsrm | 2007-04-26 22:38 | comic
*[cinema]『CUBE ZERO』監督: アーニー・バーバラッシュe0038376_4442573.jpg

3作目なのに、ゼロ。
今回は、仕掛ける側(キューブを管理する側)からの視点で、その上司、更に顔のみえない上司と出てきます。
ちょっとでも同情を覚えると、命を奪われてしまうのは、どちら側も同じ。


*[cinema]『かもめ食堂』荻上直子監督 バップ (規格番号:VPBT-12610)

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フィンランドのヘルシンキに“かめも食堂”という小さな食堂をオープンした日本人女性サチエ。しかし、やって来たお客は日本のアニメが好きなおたく青年だけ。それでもめげずに淡々と営業を続けるサチエは、やがて訳ありな2人の日本人女性と出会う

おにぎりはシンプルに!
コーヒーを煎れる時は「コピ・ルアック」。
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by nm73tsrm | 2007-04-26 22:34 | life

カラサワ堂変書目録

*[book]『カラサワ堂変書目録』 唐沢 俊一 学陽書房 ISBN-10: 4313850872 e0038376_853289.jpg

酔狂的読書ノススメ。
「本書は、いわば“古書店通い”という名の風俗遊びの末にできた子供の養育日記のようなものなのだ。どうか私の可愛い子供たちをよろしくお願い申し上げます」(著者より)カラサワ流トンデモ痛快読書録。脳天気本のディープネタ、新ネタ大放出。


やっぱり、性に関することは、いつの時代も面白いです。
衆道って言葉、誰でも知っていて興味があるかと思ったのですが、唐沢さんが「変書」と書いた位なので、推して知るべしなのですね。

最もグッときたのは、大戦へ向かう兵隊さんに、少女達が、ロマン溢れる漫画絵のついた便箋で励ましのお手紙を綴ったというところ。
ここまでリリカル復活は無理だと思うのですが、ちょっと復活したら楽しいとは思ってます。
でも男性の純愛の極北が愛ルケだと言われちゃうのもなあ…。
何をもって純愛、ピュア、というのかということですね。
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by nm73tsrm | 2007-04-26 00:07 | book