島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm

2007年 04月 13日 ( 5 )

まんがキッチン

*[book]『まんがキッチン』福田 里香  アスペクトe0038376_473271.jpg

山岸涼子、大島弓子、岡崎京子から、オノ・ナツメの各氏、そしてメガヒット作 「のだめ」まで、珠玉のチョイス。
キュートなお菓子のレシピと素敵な写真はもちろんですが、「食べもの」という視点でまんがの世界を読み解く視点は、コミック評論としても読み応え充分!
表紙イラストは羽海野チカ先生の描き下ろし、対談では、羽海野先生のほか、萩尾望都先生、くらもちふさこ先生、よしながふみ先生も登場! またお菓子とまんがのコラボレーション・コミック『Rサン』をやまだないと先生に描き下ろしていただきました。


よしながふみとの対談も収録!
ライ麦と塩の、西洋眼鏡プレッツェルのレシピですが、ストーリーには出てきません。
横森さんが、それぞれの漫画に相応しいお菓子を作っているのです。

惚れ薬なども載っております。パタリロに出てくるものではなく、陸奥A子先生のイメージの乙女チックなものです。
大島弓子さんの逆さ食パン!実際に作ってあるのをみて、感動しました…!!
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by nm73tsrm | 2007-04-13 06:58 | book

話し方

*[book]『話し方のマナーとコツ(暮らしの絵本)』杉山 美奈子 (著), 伊藤 美樹 (著) 学習研究社 (2005/10)ISBN-10: 4054029477e0038376_2321347.jpg

返却をお願いすることと、傷つく物言いをされた時の対処方法が、参考になりました。
なかなか本やCD,DVD等を返してもらえないことが多いので。
傷つく表現をされた時は「この人は、こういう人なんだ」と思って割切るようにしていたので、これもとても良かったです。

まあ、マナー以前に、全く通じない人には仕方ありませんが。
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by nm73tsrm | 2007-04-13 06:49 | book

嫌!オタク

*[comic]『嫌オタク流』中原 昌也 , 高橋 ヨシキ 海猫沢 めろん , 更科 修一郎 太田出版 ISBN-10: 4778310012e0038376_2374582.jpg

中原氏の作品を手に取ったことはあっても、読めたことがなく、海猫沢氏の『零式』は図書館順番待ち。何故かこの本を見つけてしまい、読んだら、面白いこと、腑に落ちたことが多くありました。

『社会派くんが行く!』ファンなら読んだら面白いかと。
中原氏の暴発する科白が面白く、一気に読めました。以下、覚え書き。

海猫沢氏:オタクの中にあった『諧謔』『自虐』『反逆』」の三ギャクがなくなってきてる。

高橋氏:萌えマンガはヘンリー・ダーガーの画集の横に置く。

海猫沢氏:村上隆のやったリトルボーイ展(「リトルボーイ:爆発する日本のサブカルチャー・アート」展)オタク文化がアメリカの影響で生まれたことは確かだけど、このタイトルはまずいでしょ。

恋愛の話題で
海猫沢氏:その子が好きすぎちゃって、「こいつが死んでくれればオレの心の中のイメージが永遠になるのに」って。

高橋氏:そもそも「純愛とは清き魂同士が出会ったときに成就するものである」とか思ってる自体が変。

高橋氏:身体障害者を相手に性欲を解消するゲームにそれだけのニーズがあったとは…。

高橋氏:一億総「可哀想萌え」ですよ。


海猫沢氏:僕らオタクは都合のいいことしか考えないんです。
中原氏:いいなあ、僕もそういう人間に産まれたかったな。こっちは地獄ですよ。


第二章 日本を蝕む「萌え」の脅威

更科氏:ワイドショーのレポーターがコミケに来て「ここには十万人の宮崎勤がいます」

高橋氏:これからは萌えと書いて「ポルノ」とルビをふるようにするべきだ!

更科氏:基本的にオタク向けの商売って、十歳児の感覚で相手をしないといけないと思うんです。部分的には大人ですけど、性的な要素が絡んだ部分はだいたい子供で、それが行動の動機となっているケースが多いですから。

更科氏:下々のエロ物件を(コンビニの成人向けものシール等で)極力減らしていくかわりに、大資本のオタク産業には助成金を出したりして、ワケの分からない大作アニメや特撮映画が次々と撮られている。『ローレライ』や『戦国自衛隊1549』みたいな映画を作ったのにしても、要は国策ですから。
高橋氏:その辺の映画は「自衛隊が協力する以上、気が狂った自衛官や、命令に背く自衛官の役柄は出すな」と言われたって話ですね。
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by nm73tsrm | 2007-04-13 06:49 | book
*[cinema]『ユージュアル・サスペクツ』監督: ブライアン・シンガーe0038376_4365866.jpg

癖のある映画が好きな人から薦められたので、何かあることを考えすぎてしまい、最後が楽しめませんでした。
でもそこに至る証言の作り方の"見せ方"はとても好きです。
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by nm73tsrm | 2007-04-13 04:48 | life

Open Sesame

*[book]『心洞—Open Sesame』五條 瑛 双葉社

家出少女のエナと“鳩探し”をさせられている同居人のヤスフミ。二人の住む新宿では、若者たちが「ドゥルダ」と呼ばれる謎の占い師の虜となり、新種のドラッグに酔いしれている。彼らはみな、心にとてつもなく大きな空洞を抱えている。「R/EVOLUTION」=革命小説シリーズのOにあたる第3弾。書き下ろし掌編「東京湾アクアライン」収録。


大川、亮司は助けようとしたのに、ヤスフミはあっさりと…。育ちの良い美青年以外には冷たい売り専。
すみれの成長が前作と違って著しい。『断鎖』『紫嵐』と来ましたが、『紫嵐』の後にもう一つクッションがあっても良かったかも。種子がさまざまな明かりの方へ伸びていってます。
でも、エナの方向はちょっと…これから変化するのでしょうけど。
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by nm73tsrm | 2007-04-13 04:25 | book