白い果実
2007年 12月 02日
*[book]『白い果実』
ジェフリー フォード (著), Jeffrey Ford (原著),
山尾 悠子 (翻訳), 谷垣 暁美 (翻訳), 金原 瑞人 (翻訳)
国書刊行会
悪夢のような理想形態都市を支配する独裁者の命令を受け、観相官クレイは盗まれた奇跡の白い果実を捜すため属領アナマソビアへと赴く。待ち受けるものは青い鉱石と化す鉱夫たち、奇怪な神を祀る聖教会、そして僻地の町でただひとり観相学を学ぶ美しい娘…世界幻想文学大賞受賞の話題作を山尾悠子の翻訳でおくる。
桜庭一樹さんの読書日記で勧められていたので、ジェフリー フォード氏も山尾 悠子氏も初体験で読んでみました。
国書刊行会の作品だと、心底面白い!と思えるものはあまりない(おつむがシンプルなので、衒学ぶりや構造だけに感動出来ない)のですが、この作品は一気読み出来ました。
ファンタジーというと子供向けだと考えてしまいますが、自分のイメージは、孔子みたいなおっさんが、中国ではなく南米のような場所で神話と女性に関わるってイメージです。
表紙もついつい熱心にみてしまいましたが、続編熱望!とまではまだ、行かないかな。
『ナンバー9ドリーム』みたいなことにはならなくて良かった。
ジェフリー フォード (著), Jeffrey Ford (原著),
山尾 悠子 (翻訳), 谷垣 暁美 (翻訳), 金原 瑞人 (翻訳)
国書刊行会
悪夢のような理想形態都市を支配する独裁者の命令を受け、観相官クレイは盗まれた奇跡の白い果実を捜すため属領アナマソビアへと赴く。待ち受けるものは青い鉱石と化す鉱夫たち、奇怪な神を祀る聖教会、そして僻地の町でただひとり観相学を学ぶ美しい娘…世界幻想文学大賞受賞の話題作を山尾悠子の翻訳でおくる。
桜庭一樹さんの読書日記で勧められていたので、ジェフリー フォード氏も山尾 悠子氏も初体験で読んでみました。
国書刊行会の作品だと、心底面白い!と思えるものはあまりない(おつむがシンプルなので、衒学ぶりや構造だけに感動出来ない)のですが、この作品は一気読み出来ました。
ファンタジーというと子供向けだと考えてしまいますが、自分のイメージは、孔子みたいなおっさんが、中国ではなく南米のような場所で神話と女性に関わるってイメージです。
表紙もついつい熱心にみてしまいましたが、続編熱望!とまではまだ、行かないかな。
『ナンバー9ドリーム』みたいなことにはならなくて良かった。
by nm73tsrm
| 2007-12-02 04:04
| book