大人になるということは、進歩することではなく、自分の中で進歩させてはいけない領域を知ることだ
2006年 03月 08日
*[book]『ファッションファッショ マインド編』山田 詠美 ピーコ 講談社 ; ISBN: 4062130688
「Style」の大人気連載、待望の2冊目!ファッションチェックの前に、人生のチェックを。二人の愛ある毒はヒートアップ。
ピーコさんがやめたい、やめたいと言ってますが山田さんにお会いする時にいつもプレゼントを渡してるのが素敵です。
山田さんが、服装のこと以上に、小説について語っていることが増えています。ピーコさんが小説を書くことについての意見もあります。
山田さんの姿勢はファッションも小説でもエッセイでも対談でも全く変わっていません。
「早くふっきらないとみっともない」と自分を責めるのではなく、「とても深く、自分の心を割いて好きになった人なのだから、ことあるごとに思い出すのが当たり前」と、自分をいたわるところから、はじめること。
そして、心の中にいるお相手と、「他!」に向かう旅路の途中で出会った人たちを、決して比較せず、それぞれの魅力を静かに見つめた上で、休みながら、でも、あきらめずに歩き続けること。
すぐに、とは言わない。
でも、山登りで、頂上にたどりついたとき、遙か向こうと、自分の歩いてきたところがいっぺんに見渡せて、苦しかった思いが一気にふっとぶように、歩き続けていれば、あるところで、心の中のお相手のことと、「他!」で出会った人たちのことが、はっきり見えて、目の前が広がる瞬間が、必ず来ると思う。
いずれにせよ、自分で、「どうしたい」と思うのではなく、歩いていれば、結論は、目の前に広がる景色が示してくれるような気がする。
それに、ありがたく、残念なことだが、そもそも、忘れようとしても忘れられないほどの、すばらしい思い出や悲しいできごとになんて、一生のうち、そんなに出くわすことはないのだから。
心に、忘れられない思いを秘めているすべてのみなさまが、幸せになりますように。
「Style」の大人気連載、待望の2冊目!ファッションチェックの前に、人生のチェックを。二人の愛ある毒はヒートアップ。
ピーコさんがやめたい、やめたいと言ってますが山田さんにお会いする時にいつもプレゼントを渡してるのが素敵です。
山田さんが、服装のこと以上に、小説について語っていることが増えています。ピーコさんが小説を書くことについての意見もあります。
山田さんの姿勢はファッションも小説でもエッセイでも対談でも全く変わっていません。
「早くふっきらないとみっともない」と自分を責めるのではなく、「とても深く、自分の心を割いて好きになった人なのだから、ことあるごとに思い出すのが当たり前」と、自分をいたわるところから、はじめること。
そして、心の中にいるお相手と、「他!」に向かう旅路の途中で出会った人たちを、決して比較せず、それぞれの魅力を静かに見つめた上で、休みながら、でも、あきらめずに歩き続けること。
すぐに、とは言わない。
でも、山登りで、頂上にたどりついたとき、遙か向こうと、自分の歩いてきたところがいっぺんに見渡せて、苦しかった思いが一気にふっとぶように、歩き続けていれば、あるところで、心の中のお相手のことと、「他!」で出会った人たちのことが、はっきり見えて、目の前が広がる瞬間が、必ず来ると思う。
いずれにせよ、自分で、「どうしたい」と思うのではなく、歩いていれば、結論は、目の前に広がる景色が示してくれるような気がする。
それに、ありがたく、残念なことだが、そもそも、忘れようとしても忘れられないほどの、すばらしい思い出や悲しいできごとになんて、一生のうち、そんなに出くわすことはないのだから。
心に、忘れられない思いを秘めているすべてのみなさまが、幸せになりますように。
by nm73tsrm
| 2006-03-08 19:09
| book