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島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm
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薔薇を転がる露一滴の告白なり

ウォンテッド拝聴中。ヒルズ族からコスゲ族になったドラえもん特集!
最後はメリークリスマス!ってお二人は旧暦なのか!
爆竹が鳴り響く北京の様子、せめて、TVででも観たいな…。盛り上がってんだろうな…。忘年会ですら、あれほど活気があったのだから。騒ぎてー…。


カッパドキアは、行ったらお休み?閉店?でした。休みは月曜って書いてあるのに!!

*[book]『ローズガーデン』桐野夏生 講談社 ISBN4-06-273769-8薔薇を転がる露一滴の告白なり_e0038376_352120.jpg
桐野 夏生
昭和26(1951)年、金沢生れ。成蹊大学法学部卒。会社員を経て、平成5年、女探偵村野ミロが主人公の「顔に降りかかる雨」で第39回江戸川乱歩賞受賞。平成11年、「柔らかな頬」で直木賞、平成15年、「グロテスク」で泉鏡花文学賞、平成16年、「残虐記」で柴田錬三郎賞受賞。平成10年に日本推理作家協会賞を受賞した「OUT」で、平成16年エドガー賞(Mystery Writers of America主催)の候補となった。
営業マンとしてジャカルタに赴任して二年。博夫はミロから逃げようとし、しかしむしろ深く填まり込んでいく自分を感じていた。すべては高校二年のあの日、庭に薔薇が咲き乱れる家のベッドでともに過ごした時から始まったのだ。そこは彼女が義父と淫らなゲームに興じた場所。濃密なミロの世界を描く短篇集
「顔に降りかかる雨」や「天使に見捨てられた夜」の続編らしいのですが、短編集なら読みやすいかなと、桐野夏生氏初体験で読んだのがこの本。
ミロが被害者意識が無いのが読んでて安心はするのですが、正直、1作目がこれだと、他の本を読もうという推進力はあまり働きませんでした。
『OUT』読んでダメだったらもう読まない!と思って読んだら『OUT』面白かったんです。
by nm73tsrm | 2006-01-26 03:04 | book