島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリ:cinema( 23 )

そんな奴じゃない

*[cinema]『アフター・スクール』

観た人が会うなり、絶賛しだす恐ろしい映画だったので、観たかった。でもね、仕事が終わんなかったの!!!

ギリギリ、もーテンション上げないと、夏の終わりまでひきこもりになりそーだ…って平日のアフター・ワークに観に行きました、絶対ウケてくれそうな人と。

……もう映画一緒に観て寝られるのは心底辟易したので。働きマンでは、映画を観て琴線が違うだけで、ダメだ…って言ってましたけど、異性なのに琴線が一緒だなんてね、一生で一人居れば充分なんですわ。もう充分ですって思える程、合う人は一人で良いです。

『隠蔽捜査』を0時からいつの間にか読み終えてしまった晩に行きましたが、ヒッチコックも腰を抜かすんじゃないですかって面白さ。

厳選しただけあって、観終わって2人になると「面白かったね!」「すっごく面白かったね!」と絶賛し合い。いやー職場付近でなければ実際に銀幕前でも拍手出来たかも。監督に花束渡したいかも。次回作のカンパしたいかも(これだけ動員数居ればもう要らんだろ)。

一緒に観てくれた人は「もう映画今年観られないかも」って言ってましたよ。生半可な映画みたくねーーって言ってましたよ!
同感。
でも私はもう次の約束があるので某映画を観なくてはなりませんが。

大泉洋とかジャック・ブラックにほだされてしまうのって、どういう萌えなんでしょうね〜。いやキャストも最高だけど、脚本素晴らしいです。アンビリーバブルです。よつばになってありがとー!!と叫びたいです。

ああ面白かった〜!!
[PR]
by nm73tsrm | 2008-07-18 01:12 | cinema
*[DVD]『ブロークバック マウンテン』

茶ごころに載っていたので、そのまま借りてみました。
羊が放牧されて、北村一輝の若い頃みたいな青年が、芋顔の青年を見つめてるくらいのころは「あー羊、可愛い。こいつゲイっぽい」とか思って癒されていたのですが、その後…こんなしつこい展開になるとは。
しっかり嫉妬し合ってるし……。1963年から20年だからそんなもんか。
でも脚本というか、原作は良いんじゃないかと思います。アン・ハサウェイも可愛かったし。

*[DVD]『華麗なるギャツビー』
e0038376_2138230.jpg

1920年代、ニューヨーク郊外ロング・アイランドに豪邸を構える、謎の富豪ジェイ・ギャツビー(ロバート・レッドフォード)。かつて貧しい青年だった彼は、恋人のデイジー(ミア・ファロー)に裏切られたことをバネに、財界でのし上がっていったのだった。そして、彼は、今は人妻となっているデイジーの心を再び取り戻したかに思えたが……。
F・スコット・フィッツジェラルドの名作小説を、フランシス・F・コッポラが脚色、ジャック・クレイトンが監督したノスタルジックなロマン大作。淡い色彩がムードをあおりつつ、その中で繰り広げられる赤裸々な人間関係を巧みに中和。またブルジョワではない一般階層の青年(サム・ウォーターストン)を語り部に持ってきたことで、冷めた視点を一貫させている。そのほか、美男美女の主演ふたりを囲むキャストがブルース・ダーン、カレン・ブラック、スコット・ウィルソンなど、みな濃い個性派ばかりというのも不思議で面白い。アカデミー賞衣装デザイン、編曲賞を受賞


原作が1922年のものだったので、てっきりヒッチコックとかチャップリンとかの世代に映画化されてるのかと思ってました。
原作は高校の夏の宿題を思い出して、もう読むのが嫌だったので、DVDを観ました。
衣装はとても素敵でしたが、だいなまいつな人がいないのがちょっと不思議でした。20年代の人は、着物を着るように胸を潰していたのでしょうか。

ギャツビー役はロバート・レッドフォード。男性衣装は、ラルフローレン。胸板が強調されていて、文句なしでしたとも。
1974製作なのに、古い映画のように感じられて良かったです。原作とはちょっと違いますが。
[PR]
by nm73tsrm | 2007-11-20 21:51 | cinema

40歳の童貞男

*[DVD]『40歳の童貞男』

監督: ジャド・アパトー
出演: スティーヴ・カレル

40歳にしていまだ童貞のオタク男の成長を描いた爆笑コメディ。家電量販店に勤めるアンディは、シャイな性格から40歳になっても女性とまともに付き合ったことのない童貞男。ある日、その事実を職場の仲間に知られてしまい…。

主人公が、気持悪かったです……胸毛が駄目ということもあり。それにワックスで脱毛なんて古過ぎませんか。フラッシュとか、レーザーとか行きませんか。
それにしてもコメディになってるんでしょうか、これ。
ファレリー兄弟の『2番目のキス』はあまりモテない君だったけど、野球仲間はいて、セリフも安心して笑えたので、良かったのかも。
[PR]
by nm73tsrm | 2007-11-16 00:48 | cinema

Désespoir agréable

*[cinema]『ラッキーナンバー7』

この映画のジョシュ・ハートネットが良かった。
ポール・マクギガン監督と脚本のジェイソン・スマイロヴィックのコンビが良かったのか、
他のキャストも豪華だったからか……結構カップル向けだと思うのですが、あまり公開状態は良くなかったのが残念です。
[PR]
by nm73tsrm | 2007-10-18 11:26 | cinema
*[cinema]『メゾン・ド・ヒミコ』

柴崎コウが苦手なので、ずっと観られませんでしたが、
かわかみじゅんこ氏のマンガから芸名「柴崎コウ」をつけたというエピソードを知り、
「仕方ねーな、みてやるか」と。

オダギリジョーはゲイ役はあまり向いてない……というか、
セリフが浮いてる感じがしました、珍しく。
でもクラブで、コウちゃんにキスするシーンは本領発揮な艶かしさがあって良かったです。
[PR]
by nm73tsrm | 2007-10-18 06:26 | cinema
数十本の自費販売からスタートしたゲームで、シリーズ9作で50万本を販売した「ひぐらしのなく頃に」が映画化されることが12日、分かった。

山村を舞台にしたミステリーで、ホラーには定評のある及川中監督がメガホンを取り、14日にクランクインする。公開規模は単館上映からスタートするが、映画会社は「ゲームと同じく、口コミで広がってほしい」と期待している。

 ゲーム、アニメ、コミック、小説と、さまざまなメディアで展開してきた「ひぐらし−」。
映画はメディア制覇の集大成として製作が決まった。始まりは、5年前に原作者の竜騎士07が作ったゲームを、知人たちに配ったことだった。年に1人ずつ死んだり消えたりするという、死と恐怖の連鎖を描いているが、ミステリーらしくない画風とのミスマッチもあって、一気に人気になった。自費出版ゲームの世界では3000本売れれば大ヒットと言われるが、9作で50万本が売れた。今年2月にはプレイステーション2のソフトにもなり、13万本を販売している。
 キャストは前田公輝(16)飛鳥凛(16)松山愛里(17)らが決定している。来年公開予定。


私は萌え要素は要らない派なのですが、映画ではどのくらい減っているのかが気になります。
[PR]
by nm73tsrm | 2007-08-13 12:18 | cinema

3人の時をかける少女


まず、原作。
確か映画とはラストが違ったかと思います。
かなり昔に読んだのですが、これでラベンダーを知りましたとも!

原田知世の角川映画。ユーミンの主題歌です。
もう20年程前の作品ですが、的を射るときの立ち姿はとても美しかったです。
最後もハッピーエンドだったし。
大林監督作品と言うことは、尾道で撮ったんでしょうか、風景も美しかったですね。小道具やフカマチ君の部屋も素敵でした。
美輪明宏がいう、日本の叙情がありました。ただ、フカマチ君が原田知世とは身長が違いすぎて、ビビりましたけど。原田知世が華奢すぎ?
大学院生のボブヘアの原田知世はとても綺麗でしたが、あれで「化粧っ気が、まるでない」って…いや十分です。
しかし、あんな荷物持ってるんだから、手伝ってあげれば良いのに。


アニメ版。
少年が「未来で待ってるよ」と言ってますが…、真琴に未来に来いってこと?
それとも絵だけ待ってるってこと?
そのまま歳をとったら真琴はおばあちゃんですよね。

男女が逆なら「わー男らしい主人公!」と思うくせに、女を待たせるのはムカつくという^^;
和子さんは待ちすぎです。原田知世版みたいになっててほしかったな。
清々しくて、良かった!という浮かれ感想が多いので、ハア?っつー感じ。
『パプリカ』のが清々しいですよ。
[PR]
by nm73tsrm | 2007-07-25 08:19 | cinema

オーシャンと12人の仲間

e0038376_23295747.jpg
*[DVD]『オーシャンズ12』
監督: スティーヴン・ソダーバーグ
出演: ジョージ・クルーニー, ブラッド・ピット


『オーシャンズ13』の試写会、昨日だったのですが、仕事で行けず。場所が、駅から遠かったんです…。

この『オーシャンズ12』、ラブストーリーと大捕り物で、e0038376_2331178.jpg『オーシャンズ11』の続編かー、とウキウキして借りたら、
FF7のような肩すかしをくらってしまいました。
『木更津キャッツアイ』じゃないでしょー…と。

おいおい、13がこれだったら…。
でも、人と観る映画で、ウケそうなのって、このくらいしか夏にはもう残ってないので、きっと劇場で観ると思います。
[PR]
by nm73tsrm | 2007-07-13 00:01 | cinema

『イン・ザ・プール』

e0038376_15424995.jpg
*[DVD]『イン・ザ・プール』
監督: 三木聡
出演: 松尾スズキ, オダギリジョー



良部総合病院の地下にある神経科の精神科医、伊良部のところに24時間勃起しっぱなしという病に冒された営業マン、家のガス、電気、鍵をしめたか気になって、何度も確認のために帰宅してしまう強迫神経症のルポライターなどの患者がやってくる。が、そんな患者たちも引きまくる変人の伊良部。患者を振り回し、いい加減な発言も多いが、その中には核心に迫る言葉もあり、患者たちは次第に伊良部にのせられていく…。
直木賞を受賞した奥田英朗の『空中ブランコ』の伊良部シリーズ第1作が、松尾スズキ主演で映画化。松尾が自分の個性を伊良部にぶつけたことで、原作とは違う、映画版の新・伊良部が生まれた。しかし、松尾のひとり舞台と思いきや、勃起症の男を演じるオダギリジョー、神経症の市川実和子、ほかプール依存症の田辺誠一など患者を演じる役者たちの好演のおかげで、心の病がテーマの作品がユーモラスで後味さわやかな作品に。ストレスの捌け口を見いだせずに苦しんでいる人にオススメ。思い切り笑って心が軽くなること必至だ。監督はTVバラエティ&ドラマの演出を手掛けてきた三木聡。


それまでは、オダギリジョーのファンじゃなかったんです。
この作品を観て、一気に…俳優魂に惚れた。というか私の魂が抜けた。
彼の一挙手一投足を見逃さずにいたので、あまりの集中ぶりに
連れてきてくれた隣の紳士は「こんな下品なのでは笑えないのかも」
「ダイエット中なのに隣の女性の持つポップコーンのバターの香りが漂い過ぎてて不機嫌なのかも」と心配してたと言われた程、周囲は爆笑なのに、身じろぎもせず観てました。

 「サトラレ」オダギリジョーがあそこまで晒してくれてたので、もうひたすらに、食い入ってたわけです。
色味といいふかっしてそうな感じといい、素晴らしい。
松尾・伊良部の科白もきっと頭に入っちゃいなかったです。
てっきり逆EDは田辺がやるとおもってたので。

原作は直木賞でしたが、この映画脚本では直木賞は却下されるでしょう、更に下品でギャグが細かくちりばめられてて、山の冷蔵庫ネタとかまで笑いました。
松尾・伊良部は体重が軽めでも、「髑髏」と「売女!」のシーンでもう全てを許せます。
あの胸毛も良かったですね。付け毛かしら?

紳士に「ジョーが痩せてなくてふかふかしてそうなのがいいですよねえ」
と言ったところ
「ええっ、細いじゃないですか」
と言われ、細身の基準が分からなくなりました。男性の。
[PR]
by nm73tsrm | 2007-07-10 23:53 | cinema

『太陽』

e0038376_15342715.jpg
*[DVD]『太陽』
監督: アレクサンドル・ソクーロフ
出演: イッセー尾形, ロバート・ドーソン, 桃井かおり, 佐野史郎, 田村泰二郎



ヒトラーやレーニンも自作の題材にしたアレクサンドル・ソクーロフ監督が、昭和天皇を主人公に、終戦の年、8月15日の前後を描く。
空襲から逃れるため、地下室で生活する天皇(=ヒロヒト)が終戦を決意する苦悩に焦点を当てながらも、ヘイケガニの研究に安らぎを求め、訪れる米軍兵士に「チャップリンに似ている」と言われて喜ぶ姿など、人間としての天皇を映像化。日本人にとって興味深い仕上がりだ。

イッセー尾形は、口をもごもごさせる仕草など、本人の癖を巧みに採り入れつつ、人間味溢れるヒロヒトを好演。侍従らとのやりとりでは笑いも誘う。ソクーロフ監督はセピア調の映像で当時の雰囲気をかもし出し、夢の場面で魚が爆弾を落とすなどシュールな描写も挿入。外国人が描いた日本にしては違和感が少ない。天皇の描写を含め、さまざまな意味で問題を投げかける作品ではあるが、人間になることを許されなかったひとりの運命として観ると、これほどインパクトの強いドラマも少ないだろう。
多くの葛藤はラストで、皇后役、桃井かおりの一瞬の表情に凝縮されるのだ。
(斉藤博昭)


上記のamazonに掲載されていた評価は、とても的を射てます。
ソクーロフで一番好きな作品は『日陽はしづかに発酵し…』で、私の官能ベクトルは淀川派だなとつくづく感じます。

銀座の上映時に、あの地下の映画館で列がひしめいたこと。
右翼の宣伝カーが、映画を台無しにしたらどうしようと懸念したこと。(全然来なかったことに、逆にセンスがないことへの安心感を抱いた)
作成準備のSokurovインタビュー(一般新聞で知った)から3年待ってたので、いつもの新作以上に楽しみにしていたこと。
ソクーロフの日本人への見方は、常に、肯定的で詩情豊かであり、哀惜の色を帯びていること。夭逝する運命の孫に、一瞬一瞬愛情を込める祖父のように。
映画は、劇場で観る機会があれば、劇場で観た方が絶対に良いと毎回痛切に感じさせるソクーロフの映画。

最初の数分で「これは『毒になる親』ではなく『毒になる国民』だわ…」と口元をハンカチで押さえながら、も嗚咽をもらしてしまった私。ソクーロフの映画は、常に勝手な思い入れを許容してくれるので、そのあたりも愛すべき要因。

映画は、やはり、流石のSokurovで、科白も、ユーモアも、画像も研ぎすましてあるのを感じさせない朴訥ながら非常に繊細なもので、常にハンカチは目元で押さえながら堪能しました。
日本で、公開してくれて、ほんとうにありがとう。
[PR]
by nm73tsrm | 2007-07-10 04:57 | cinema