島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm
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男の傘借りて秋雨音重し

*「book」『使命と魂のリミット』
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東野 圭吾



装丁だけで本を購入したりはしませんが、斬新なデザインの本は85%位の確率で、やはり面白いです。
装丁者の名前ではなく、出版社の装丁ものはどーも…スミマセン、いまいちです。
今回は海堂尊さんの真似をしてみたかったのかなぁ。
メタでも卑怯でも東野さんのものだと期待してしまうので、道徳の教科書に載りそうな本はがっくりしてしまいます。

*[book]『復讐の女神』
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(ハヤカワ文庫—クリスティー文庫)
アガサ クリスティー、Agatha Christie
乾 信一郎
ISBN-10: 4151300457


マープルは、かつてともに事件を解決した富豪の死を知る。その一週間後、「ある犯罪調査をしてほしい」と富豪が記した手紙が届く。だが、具体的な犯罪の内容については何も書かれていなかった。マープルは手紙の指示通り旅に出るが、そこには様々な思惑をもつ人々が待ちかまえていた。『カリブ海の秘密』の続篇。


クリスティーの顔が小学生の頃から好きで、作品も好きでした。
ホームズものは、ジャンキーだとかトリックに文句をつけられてることを聞きすぎてしまい、あまり熱狂しなかったのですが、ポワロやマープルという登場人物やマザーグースの詩、オリエント急行というガジェット…特にマザーグースから萩尾 望都方面への興味も広がり、クリスティーありきで、様々なものを好きになったような気がします。

子供の頃は、"ミス"マープルであることが、どんなことかよく分からなかったのですが、今になるとその歴史や深みを想像するに怖く感じます。
そのマープルの最後の作品(本当はもう1作予定されてたそうですが)で、マープルが幸せな老後を送ったということを知りたくて読んだようなものです。

『カリブ海の秘密』の続篇ということは、途中まで知りませんでしたが、知らなくても、楽しめました。久しぶりに読むマープルの言葉や気遣いは大人の日本人にとって非常に親しみを感じるものでした。

そして、クリスティーの顔は祖母に似ていることにも気付きました。

*[book]『ゾラ・一撃・さようなら』e0038376_21541637.jpg
森 博嗣
集英社
ISBN-10: 4087753840

「天使の演習」と「簑沢素生」登場です。
それにしても、森作品の美女は全員インテリジェンスをお持ちで、迷いがないですね。
饒舌な女性は美しくないという法則があるのが、なんとなく残念です。
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by nm73tsrm | 2007-11-06 21:57 | book