ブラックダリア
2007年 09月 09日
*[comic]『ブラック・ダリア』
ジェイムズ エルロイ
1947年1月15日、ロス市内の空地で若い女性の惨殺死体が発見された。スターの座に憧れて都会に引き寄せられた女性を待つ、ひとつの回答だった。漆黒の髪にいつも黒ずくめのドレス、だれもが知っていて、だれも知らない女。いつしか事件は〈ブラック・ダリア事件〉と呼ばれるようになった—。
“ロス暗黒史”4部作の、その1。
『血まみれの月』は4年程前に読んで、処女作と言うこともあって下手さにげんなりし、邦訳されたことを憎んだものでしたが、映画化までされたので、いい加減評価を改めるべきかとエルロイ再読。
処女作よりは遥かに読みやすくなっていますし、展開も読ませるものになっているのですが、結構厚いので、未見ですがデ・パルマの映画を読むだけで十分だったような気がしてしまいます。
by nm73tsrm
| 2007-09-09 07:31
| book