島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm
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彼の顔の筋肉が、フランス語を話す人間の形をしていなかった

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*[book]『暗号名サラマンダー』
ジャネット・ターナー・ホスピタル (著)
古屋 美登里 (翻訳)
文藝春秋(2007/03)
ISBN-13: 978-4163257808

莫大な犠牲者を出した13年前のテロ事件。再調査を開始した遺児が暴いた戦慄の真相。ポスト9・11時代の病理を見事に描き出す巨編。

登場人物が全員幸せではない上に、陰謀に巻き込まれ…第五部までは本に指を挟んで、10回くらいそのまま寝てしまいました。
読み辛いんです。
何故読んでしまったかというと、『GINZA』に豊崎由美さんのお勧めとして載っていたからなんですが…。今、第五部に入りましたが、長い。盛り上がらない。辛い。

と、文句たらたらですが、第五部の第五章からは、生彩を帯びてきます。
明快で、捜査の裏付けがあるテロのやりかた、サリン対策、効果等が"講義ノート"として記されているので、特に読まされました。
そこからは一気に読めたので、登場人物を読んで、誰も人生が上手くいってないことを念頭に置き、第五部の第五章から読んだら面白い本と評価UPするかと。
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by nm73tsrm | 2007-07-12 23:43 | book