島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

映画やゲームにはまる時期

面白い小説に当たらない時期にマンガや映画やゲームと移行していくのですが、ゲームは"わくわくしない"と思ったら、最後まで出来ないので、mk2でもSかAでないとラストまでは辿り着きません。

PSの『街』は3日目で止まっており、
Bだった『オーデンスフィア』は半分くらいで売却し、
『ワイルドアームズ アドヴァンスドサード』(3rd)は5分の4程度までやって止まってます。ABYSSは10Fまでしか行っておりません。

ゲーム期が最近なぜ終わったかというと、Oblivionの評価を聞きつけてからプレイ日記を探し、Oblivion日記さんのプレイ日記を知ったからです。非常に面白く、出来の良いファンタジー小説だったからです。女主人公もあらゆるキャラクターも背景があるのが凄い。2日で一気に読んでしまいました。主人公は見た目も素敵な女性ですし、ヴァカンスを愛しているのが…ゲームの中でバカンスを楽しめるのが、自由度の少ないゲームばかりやってた自分には驚き。
更に以前の作品もプレイなさってるので、帝国に関する感情が複雑になっていることも深みを添えています。

これだけ堪能してるので XBOX360版…!という感じもするのですが他にやりたいソフトがないんですよね。最早惰性のFF13はPS3だし。(『ワイルドアームズ クロスファイア』は元々やる気がないのでPSPは購入しないまま)でも日本語版でないと、翻訳をしながらプレイするのはキツイですし…。

こういう葛藤を始めた頃に、『七王国の玉座〈1〉—氷と炎の歌 1』を読み始めたら、小説モードが復活してきたので、また悩みは放置しておきます。情熱が消えたら考えます。

自分がヘタレである告白なのですが、途中で、読むのを諦めた本があります。
e0038376_16581280.jpg
評価が高かったので『ナンバー9ドリーム』を1ヶ月程前に着手したのですが、文体が、流れる雰囲気が…ダメ。村上春樹への苦手意識が植え付けられてしまっているので、本当に苦手なんです。襟首を持って「お前はどうしたいんだ!とっとと決断して動け!鬱陶しい!!」と怒鳴りつけたい。
5分の1も行かないところで諦めました。途中、「あ、この流れなら最後まで読めるかも」とは一瞬思えたんですけどね。物語に没入することが出来ず「うーん…読めそうかな…読めなさそう」という意識で終わってしまいました。


しかし、今は、活字モードに戻ってきたので、元気元気。
仕事をしてない時間は、『氷と炎の歌』の世界を旅して、その土地を観察してるようなものです。何を考えてるか分からない奴らばかりだし。

それにしても、ハルキ・ムラカミは男性と海外の方々に愛されてるなあ…。私としてはリュウ・ムラカミの方が親しみがあるのですが。
村上春樹が苦手、という方は私の周囲にはあまり居ないので、ネットの海を調べてみましたらおかめはちもく。さんが同様の記事を書かれていたので、ほっとしました。
そしてPod:村上春樹の本が苦手にも。現実感がない、描写が鼻につく…うんうんその通りです。

でももっと本質的に鬱陶しい部分があると思う…ルックスなんでしょうか。京都生まれだからでしょうか。
村上春樹の本が好き、という男性は、毛嫌いしてしまいます。「うわっ、生理的に無理!こいつナルシストだ!」と。

内田樹の研究所では、村上春樹恐怖症について下記のように記されてます。

どうして村上春樹はある種の批評家たちからこれほど深い憎しみを向けられるのか?
この日記にも何度も記したトピックだが、私にはいまだにその理由がわからない
けれどもこの憎しみが「日本の文学」のある種の生理現象であるということまではわかる。
ここに日本文学の深層に至る深い斜坑が走っていることが私には直感できる。
けれども、日本の批評家たちは「村上春樹に対する集合的憎悪」という特異点から日本文学の深層に切り入る仕事に取り組む意欲はなさそうである。


文学界に対しては、一読者でしかないので、集合的憎悪については分かり辛いものの、私にあるアレルギーは決して珍しいものではないことが分かります。
"日本文学の深層"…なのか。
[PR]
by nm73tsrm | 2007-07-06 18:05 | game