島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm
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あの頃を思い出すだけで  この世のどんなにがいことものりきれる気がする  力強さだわ

*[book]『アフリカにょろり旅』 青山 潤 講談社e0038376_22282578.jpg

東大の研究者は、ここまでやります!
謎の熱帯ウナギ捕獲に命をかけた研究者の爆笑アフリカ冒険記。
50度を超える猛暑、住血吸虫だらけの真水、水のないトイレ、そして未知の言葉。苛酷な環境が研究者たちの身も心も蝕んでいく。
「ウナギは、新月の夜、マリアナの海山で産卵する」
世界で初めて、ニホンウナギの産卵場をほぼ特定した東京大学海洋研究所の「ウナギグループ」。このたび、研究員の著者に下った指令は、ウナギ全18種類中、唯一まだ採集されてない種「ラビアータ」を捕獲することだった。ドイツや台湾の研究チームを出し抜くため、海洋研のターミネーターはアフリカへ!
「はちきれんばかりの著者の冒険に、僕の心も躍った!」永瀬忠志氏(リヤカーで世界各地を踏破し、2005年「植村直己冒険賞」を受賞)


この作品が書かれた7年前の旅行記。
アフリカについて、菊地氏からの情報くらいしか知らないのですが、毎週の給食にウナギが出ていた程に親しんでいた身としては、読むしかないのです。

先生のお言葉
「誰がなんと言おうと、いつの時代も、どんな世界にも、やっぱり冒険は必要だよ。それもわくわくするようなスケールの大きな冒険が必要だと思うよ」

さて、マラウイ共和国(首都はリロングェ)では現地のチチェワ語が一般的だが、ほとんどの人が英語を話すとのこと。スペイン人より、日本人より国際派ですね。

数年前、ケニアを訪れた時の新聞記事。
1と2枚目は「たくさんの若者が、一人の男に暴行を加えている」。3枚目は「若者達が男の手足を持ってどこかへ運んでいる」4枚目は、「数本のタイヤをかぶせられた男が、炎に包まれている」。

先生が、熱中症で弱ってる院生に「死に水ってあるだろ。缶コーラが残ってるから大丈夫。死にコーラはとってやるぞ」

アフリカでのフィールドワークとは、「エネルギーの殆どは生きる為のものであり、研究に振り向けているのはわずかな余剰分でしかない」。

モザンビークで打ちのめされ、マラウイに戻るが、
「最悪だっ!このホテル! 便所が角を曲がった突き当たりにあるんですけど、その辺の部屋のドアが全部開いてて。ピチピチのTシャツにミニスカートはいた派手な化粧のお姉ちゃんたちが廊下にたむろしてるんですよ。で、俺が歩いて行ったら、いきなりニーハオってぬかしやがって。クソー!そいで頭に来たんで、そいつの顔を睨みつけてやったんです。そしたらねぇ、そいつら無精髭生えてんですよ。体の線は細いけど、普通のマラウイ人の男なんです。マラウイ人のオカマってすごい衝撃でしょ」
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by nm73tsrm | 2007-06-30 07:40 | book