島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm
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誕生と死 物忘れ あらゆる偽装 広すぎる故郷  お母様の目の充血に乾杯

*[book]『一瞬の風になれ 第一部  -イチニツイテ-』佐藤 多佳子 講談社 e0038376_931717.jpg

『しゃべれども しゃべれども』は太一が苦手(ロン毛時代の彼とは別人…)なので、原作も手つかずでしたが、『一瞬の風になれ』は豊崎社長のお勧めなので仕方なく。

字が大きく、文章も一文が短く、昔の文庫なら1〜3まで1冊にまとまるだろうなという量。でも装丁が美しくて良いですよね。
いしいしんじの作品みたいです。

読んだ時は、走る心理描写などが、『おおきく振りかぶって』や『バッテリー』みたいに丹念というか執拗に描かれてないのに物足りなさを感じ、軽くサクサク読める上に、時間も進んでいくのが驚きでした。
連を廉と脳内変換してしまったり、一ノ瀬もいつのまにか三という字を探してしまいそうになったり、おお振り好きには、疲れる作業も含まれました。

甘やかされエース…とは言わないか、アスリート連は、夏にイタリアでダブルのオペラ歌手の卵の美人彼女を作って来ちゃうし、うまくいきすぎだよもう。
そして、主人公は、やってらんねー環境の中で、まあよく前をみているなあと感心。
サッカーは止めても、何かをやろうと探すのが、えらいわ、ホント。
谷口さんのこと、どこまで気に入ってるのかな。
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by nm73tsrm | 2007-06-16 01:04 | book