島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm
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ありふれろ!

*[book]『アリフレロ—キス・神話・Good by』 中村九朗 集英社  ISBN-10: 4086303507
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異色の新鋭、意欲作に挑戦!
カラオクルスと呼ばれる闇の住人たちが「神話的」な武器を使って、闘争を繰り返す裏の世界。闘争に巻き込まれた三井川正人は謎の少女「黒向日葵」に助けられる。正人を殺そうとするαボールとは…?


「アリフレロ!」と命令形なタイトルが素敵だなと思って手に取った次第。
神話といいつつ、おとぎ話の主人公も出てきております。
読んでいると、いきなり訳が分からない、文脈が合わない箇所も出てきますが、気にせず読んでも大丈夫でした。


*[book]『メモリアノイズの流転現象 ソウルドロップ奇音録』上遠野 浩平 祥伝社 
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(ISBN:4-396-20805-7)
「あの事件は終わっていない—」私立探偵・早見壬敦は、禿猿山で出会った不思議な人物から謎の言葉を聞く。杜名賀家の離婚問題調査で長女の過去に興味を抱き調べている時であった。その山は、二十年前一家を襲った惨劇の舞台だったのだ…。
一方同じ頃、杜名賀邸では庭が爆破され、怪盗“ペイパーカット”の予告状が発見される。神出鬼没の怪盗を追うサーカム保険の調査員伊佐俊一と千条雅人が現場に急行、生命と同価値のものを奪う怪盗の標的が早見ではないかと不安を抱くが…。


千条面白いです。
上遠野氏のエンディングは、いつもあっさりしてますが、こんなに好事家が出ているのに、不思議に落ち着くんですね。


*[book]『メイズプリズンの迷宮回帰—ソウルドロップ虜囚録』上遠野 浩平 祥伝社 ISBN-10: 4396208235 e0038376_0213248.jpg

<著者のことば>
あなたは何かに閉じこめられているような気がしないだろうか。
どっちを向いても限界に取り囲まれていて、自分の自由をどこにも見いだせないような気持ちになって、どうにかして逃げ出したいと思うとき、人は誰でも迷宮に落ちているのかも知れないというわけで、これはそうした思いに囚われた人々の物語である。行くところをなくした少女が見つけた未来への道は、世界の裏に潜む謎の存在、生命と同価値の宝を盗む怪盗ペイパーカットを騙ることだったが、それは死んだ父の跡目を巡って争う兄妹の骨肉の戦いに巻き込まれることでもあった。法も道理も無視された熾烈な状況の中、少女を助けるのは奇妙で不思議な“脱獄囚”で……。


本当に、色々なものに、繋がりますね、上遠野作品。
少女にとってあしながおじさんは、“脱獄囚”であっても恩人ということ。
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by nm73tsrm | 2007-05-04 00:01 | book