島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm
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こんなこと、あるのね

*[book]『妖精の詩』中山千夏 飛鳥新社 、2006年6月発行 e0038376_5445215.jpg

著者インタビュー 更に詳細なインタビュー

そして同名のブログ


『妖精の詩』とは、ネットゲームで知り合った「アキ(著者)」と「破壊(彼氏)」が、顔も知らぬままゲームキャラクターを通じて2人の人間が愛を育てるノンフィクションストーリー。

中山さんの本を読むのは、15年ぶりくらい。
これが、電車男くらいの20代や30代前半なら、ああそうって感じなのですが、
中山さんが50代後半、男性が40代(ひとまわり違い)というところ。

書くことは、考えること と同名のブログを開始。

101頁の貸借対照表。
「私が現実を捨てたい理由」
「私が現実を捨てない理由」

破壊から、年齢を聞かれた時。

154頁の
マイペースへの別れ

幻想ロマンスなら、わざわざ時間をかけてしなくても
妄想だけで十分だと思っている私ですが
ここまでやりとりして、
"一緒にクエスト"をするという行為を重ねたら…同志になるかも。
チームというか。

Macなので、オンラインゲームは出来ないのですが、
出来なくて良かった〜という思いから
中古でもWin購入しようかなと思ってしまいそうなのが恐ろしいです。

しかもゲーム専用機…。



「天使の詩」ではなく『妖精の詩』ですが、読むきっかけになったので。

菊地成孔東大ゼミ非公式掲示板 2月 1日(木)05時22分6秒
フェミニズムを阻害する力に於いて、口が臭いスケベなオッサン等は取るに足りぬ雑魚であり、性差と年齢差を無化させてしまうパソコンこそが強大だと思っています。性差と年齢差が消えてしまう状態の代表が恋愛の成就であり、一方で人間は老いによって逆方向に性差と年齢差を失います。脱線しますが、中山千夏氏の「天使の詩」は、その構造に乗っ取った、「電車男」より遥かにリアルで残酷で切ないネット恋愛の記録であります。恋愛は孤独の極においてのみ営まれるのだというテーゼに従えば、みんなに助けられて恋愛を成就する。等と言う物語のテーマは恋愛ではなく連帯です。連帯と恋愛がどれだけそぐわないかは、ちょっと考えれば誰でも解ります。連帯というテーマに恋愛の美化を使うというのは連帯と恋愛に対する侮辱を熱狂で隠蔽する行為であり、そんなものでオイオイ泣いている人々が居る限り、パソコンが人を幼児化するというオッサンの繰り言を止める気はないですね。
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by nm73tsrm | 2007-03-10 06:32 | book