島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm
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夜の黄葉運河に並ぶ娼婦館

*[book]『わが悲しき娼婦たちの思い出』ガブリエル・ガルシア=マルケス 木村 榮一e0038376_211414.jpg

10歳上の双子座AB型の方が、お薦めして下さったので。
ガルシア・マルケスで読んだのは、『予告された殺人の記録』。『百年の孤独』は未読…か?

「満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生祝いにしようと考えた」。

このスタート。
ガルシア・マルケスはまだ90歳にはなっていらっしゃらないそうですが、いやはやいやはや。
ついつい、私小説か?と思いつつ重ねてしまいつつ読んでしまいます。

そして、この主人公の素晴らしいところは、彼が一方的に愛するのではなくて…。
大谷崎とも違って、堪能させて頂きました。

冒頭には、川端です。
あの熱気のガルシアに、乾涸びた指を眠る娘に伸ばす川端……。

不思議な取り合わせですが、地球の裏側は健全にパワフル。

『南米のエリザベス・テイラー』を流しながら読もうかと思ったのですが、
それをしたら、過剰になりそうでした。
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by nm73tsrm | 2007-03-09 23:11 | book