島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


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チーム・バチスタの栄光

*[book]『チーム・バチスタの栄光』  海堂 尊 (著)  宝島社 ISBN-13: 978-4796650793 e0038376_484670.jpg

東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。ところが今、三例続けて術中死が発生している。しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。

(バチスタ手術とは)
バチスタ手術は、学術的な正式名称を「左心室縮小形成術」という。一般的には、正式名称より創始者R・バチスタ博士の名を冠した俗称の方が通りがよい。拡張型心筋症に対する手術術式である。肥大した心臓を切り取り小さく作り直すという、単純な発想による大胆な手術。


面白いのは、この1作目だけという噂を聞きながら、受賞時点で気になっていたのにも関わらず、読めたのは先月。このタイムスパンがたまらない感じ。

大賞作品としては、楽しめました。

主人公が、事件の収束時にああいった言動をとれるのが意外。
伏線はなさ過ぎ。
内閣捜査官は解説にある通り、『イン・ザ・プール』の伊良部似。実力があるのが違い。
漫画の『医龍』ほど、事件がポンポン起こったり、『ブラックジャックによろしく』程には大学病院の内情については書かれてはいません。
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by nm73tsrm | 2007-03-04 22:08 | book