島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


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梅雨時と読書

*[book]『彼女は長い間猫に話しかけた』川崎徹 マドラ出版

父の臨終に立ち会う男の脳裏に、幼い日々の情景がふと蘇る…。表題作ほか、「言い忘れたこと」「水を汲みに行く」「水族館」の3編を収録。宙吊りにされた日常世界に読み手を誘いこむ短編小説集

父の臨終にはまだ立ち会ったことはありません。
しかし、川崎氏の捉え方や視点が、
感情にどっぷり浸るのではなく、
幼い頃のエピソードの方に、重心が移って行き、
『お葬式』まではいかなくても、かなり客観的になっていること。

エピソードからその人間を描くのは常套手段ですが、
今回のこの話は、かなり川崎さんのお仕事の距離感に近いのではないかと。
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by nm73tsrm | 2006-06-09 23:57 | book