島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm
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出てくるのですね、面白いミステリというものが

*[book]『ユグノーの呪い』新井 政彦 光文社 ; ISBN: 4334924549
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舞台は2018年。
精神病治療はバーチャル記憶療法士が患者の記憶に潜入しトラウマを絶つ方法が開発されていた。少女の脳内で起こる殺戮と陰謀。
斬新な着想と抜群の筆力…驚異の新人が登場!
第八回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。


選者の赤川次郎、大沢在昌、北村薫、高橋克彦各氏が絶賛する日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。近未来の、心の病を治療するバーチャル記憶療法士たちを主人公にした、壮麗なSFミステリーだ。
この四者も絶賛するでしょうね…(強いてあげるなら科白以外は)とても良く出来てます。

歴史ミステリ好きな方にもOKだと思うし、密室ものでもあるし。

著者のご年齢を確認するのが癖なのですが、新井氏は1950年生まれ。
確かに、主人公(30代前半)の科白は、少々ぎこちないところがあります。
(森博嗣のような科白なら、年代は関係ないのですが)

筒井康隆の『パプリカ』にドキドキして、夢中で読んだ方なら、絶対お勧め!
インタビューで著者は「人が再生のための翼を手に入れる物語です」 とのこと。

本屋大賞用にしては、難しいのでノミネートされないのでしょうか。
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by nm73tsrm | 2006-05-11 22:52 | book