島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。


by nm73tsrm
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jewels passed from mouth to mouth

金曜日に三重に嫁いだマダムから
「アシ&アゴ代持つから名古屋ブルーノートで菊地成孔ブルーノート・ツアーユ05を一緒に観ない?松坂牛も食べたことないんでしょう?」
と呼出しを頂いたので名古屋の高島屋側のロータリで待ち合わせということで
土曜日5時起きして品川からのぞみ。e0038376_626413.jpg
菊地氏とステーキなんて本当に、万難を排して私を動かす取り合わせ。

しかも新幹線を正規の値段で乗るなんて、自分からしたら全くクレイジー。
「愉しくお金を遣う機会があまりないから」と仰ってました。
確かにこれ以上の愉悦はそうそうないでしょうね。

菊地氏のお勧め
ペペ・トルメント・アスカラールにはフランスの赤を、クインテット・ライブ・ダブにはイタリアの白をお勧めします。
それでは逢瀬のときめきに微熱と気怠さを添えて。官能が憂鬱によって、永久の命を約束されんことを。







……と、なれば、官能生活の数日だったのですが、
やはり企みというのは、あるもので。

「菊地さんに似てる34歳男性がもうすぐ合流するからランチでもどう?」
と言われ、脳内で既に菊地さんとの甘美な悪夢が様々に展開していたので「ええ明日までの時間はマダムの良いように」と承諾したのが間違いだったです。

そこに現れたのは…。
個人のルックスを悪し様に言うのは趣味が良くないので止めます。
言えるのは似ているという菊地さんは少なくともサントラ『Wait Until Dark』をリリースする菊地さんではないということです。
私には明石屋さんまにしか見えなかったです。
「身体は菊地さんより大きいでしょう」とか「鍛えられてるでしょう」とかそんなことより饒舌で探究心の尽きない変態ぶりの方が大切な訳です。それが表面にも現れるもので。
「私、人を好きになる時はデザインよりもTEXTなの」

そこからイタリア村に車で拉致されたのですが車内で延々とオリコンヒットチャート曲を。

車外を観て「やはりバイクって殆ど走ってないですね」
「100メータ道路だけあって道が広いですね。三車線」
「街の色が余り無いというか、喫茶店やカフェやファーストフード、コンビ二が余り無いから?」
「平井堅の歌詞って相手の性別を限定するような名詞や形容詞が皆無ですね。サザンは散りばめてあるのに(だからやはりストレートとは思えない)」

この会話から私がうんざりしてる様子がマダムには伝わったようで
「車ならエンジン音を聴いたり会話をしたりしないの?」
エンジン音を聴くのはポルシェやそういう車で、トヨタの車等は逆に静かになってるそうですね。
「あら、そうだったの」
とマダム。
さすがの西之園家ぶりでした。

イタリア村は「まあイクスピアリみたいなものでしょう」ということだったのですが…ありえません、その喩え。e0038376_6262127.jpg
ヴェネチアンドレスの仮装をした女性たちが、ジーンズを履いたまま。
馬だけは可愛かったです。
海浜公園は葛西のようではなく、ねまきのような格好で楽しんでる人ばかりで驚きました。農協ツアーならともかく、デートなら装いましょうよ!

マダムの面子の為ににこやかにはしてましたが、
どうも旦那の友人で離婚を考えてるのでしっかりした女性を探していて
写真を見たという流れらしかったです。
マダムがこそり「お父様が資産家だったらしいから、結婚したらいくつか山を貰えるわよ。」
「三重の山…いえ、私は結構です。」
叶恭子さんとプリンセス・テンコーは石油王に油田を貰ったということですが、私は山。
どうも彼は、東京で親の援助もなく一人暮らしというのは、信じられないくらい大変な事をしてると思っているみたいでした。

「クリスマスはどうするんですか?」
と言われ
「クリスマスですか?可愛いですね…全く考えてませんでした。1月の北京のことばかりでイベントはずらす派なので…海外旅行もオフシーズンの方が好きですし」
かように全く噛み合わない中、
映画を観ようと言う事になり桑名のマイカルへ。
森博嗣氏はいないかしらとチェックしてる私に希望映画の打診が。
「映画お好きなんですってね、観たいのあります?最近は何を?」(実際はさんま語です)
「観たいのは『シン・シティ』で観たのは『SAW2』です。」
『IN HER SHOES』は離婚前に次の女を探す男性より未婚の女性同士で観たいのですが、他に観たい映画がないんですね。桑名には。
「そうですね『TAKESHIS』が良いです(菊地さんが京野ことみを褒めてたから)」
 
観た後「『この男〜』と全く同じやったなあ!」と言われ、久しぶりに絶句しました。そうそう、愛知はさほど関西弁じゃありませんが、三重は関西弁なんですね。三重出身の営業の男の子はオシャレでいい子でさんまじゃありませんでしたけど、東京で磨かれるのは女だけじゃないんだなと感じ入りました。

マダムは「3人で泊まれるホテルがあるけど、どうする?」
と恐ろしいことを平気で言ってました。桑名って…3人okなんですか。
やはりホテルは地方のが需要が高いんでしょうね。

土曜日は、生まれて初めて求婚された、しかも初対面でという日でしたが、こういうことに付き合う叶姉妹はタフだなーと。
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by nm73tsrm | 2005-11-12 06:26 | life