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島森です。漫画や小説の感想が主です。TBもコメントもご自由にどうぞ。
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水を跳ねて犬が走る
MONSTERSさまの日記にある記述で、やはり夏涼しいからと北方に移転するのは考えものだと。
雪かきも、屋根の雪おろしも、タイヤ換えもやったことがない方、消雪パイプから吹き出る水で全身びしょ濡れになったことがない方、スケートリンク状態の道路を運転したことがない方、一度体験ツアーとかどうでしょうか。
…元々スキースケートスノボ好きではないし、こんなこと毎日やるなら引っ越します。
といって引っ越す人は居ないのでしょうかね。
でも余り温暖なとこに居ると人間が緩くなり、語尾ものびますよ。「〜だら?」とかね。

昨夜は一気に漫画を読もうと漫喫に行ったのですが、
『いばらの王』も『少年少女』もなかった。
『家族のそれから』も。
あげく以前の知り合いまぶりんに会った。流石渋谷。
もう知り合いに会いたくないなあー…。


『思考機械』という本があるんですね。なかなか面白いそうで。

*[book]『ベルカ、吠えないのか』古川日出男 文芸春秋 ISBN:4-16-323910-3

1943年・アリューシャン列島。
アッツ島の守備隊が全滅した日本軍は、キスカ島からの全軍撤退を敢行。島には「北」「正勇」「勝」「エクスプロージョン」の4頭の軍用犬だけが残された。
そしてそれはイヌによる新しい歴史の始まりだった——。2002年『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞と日本SF大賞を受賞、読書界を震撼させた古川日出男。今回の書き下ろし新作は「イヌと現代史」を融合させた壮大な野心作。さまざまな戦場で、宇宙で、「世界」で、「イヌ」たちはどのようにサヴァイヴし、ヒトと関わったのか? 感性の極限で描かれた力作。


地の文が重松清の『疾走』っぽいです。
犬ものなんですけど、前半まではシリアスで多少追いづらい箇所がありましたが、あのぶ厚い『アラビアの夜の種族』を去年読破した際も、前半と後半で印象が違ったので、気にせず読みました。それにそんなに厚くないし(…助かります)。

果樹園にプレゼントされるあたりから加速。
遊びが出てきます。息がつけます。笑えます。
そこまでで脱落しないでがんばれ(犬だけではなく読者の皆様)。

犬には本能があって、人間は本能が壊れている。
作者、描くフィールドが拡がりましたね。

ファンの方はこちらもどうぞ!
【本のはなし】作家の読書道−第46回:古川日出男
http://www.webdokusho.com/rensai/sakka/michi46.html

*[book]『犬はどこだ』ミステリ・フロンティア 18 The case‐book of“Koya search & rescue” 1米澤穂信東京創元社 ISBN:4-488-01718-5

何か自営業を始めようと決めたとき、最初に思い浮かべたのはお好み焼き屋だった。しかしお好み焼き屋は支障があって叶わなかった。そこで調査事務所を開いた。この事務所“紺屋S&R”が想定している業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。それなのに、開業した途端舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして—いったいこの事件の全体像は?犬捜し専門(希望)、二十五歳の私立探偵・紺屋、最初の事件。『さよなら妖精』で賞賛を浴びた著者が新境地に挑んだ青春私立探偵小説。


米澤氏は『愚者のエンドロール』を読みました。好評な『さよなら妖精』は未読です。『クドリャフカの順番』は今日読み終わりました。
文体というか全体的な雰囲気が西澤保彦氏にちょっと似てらっしゃるような…というか好みなんです。
今回はタイトルに犬があったので犬がわんさか出てくるのかと期待しまくって読んでました。

そこは主人公の想いに重なるので述べませんが、主人公のキャラクタ、かなり良いですね(笑)。落としどころもいいぞう!
あっ、これ"1"ってことは続編があるんですね!やったー!!
by nm73tsrm | 2005-10-22 21:48 | book
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